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桜(はな)の記憶
22歳の記憶
汽笛さえ 震える淡き 桜花
いまは無き 桜並木と 初恋の人
触れただけ 染まる指先 桜色


35歳の記憶
助手席に 舞い込むひとひら 手に受けて
まだ白き 富士を見上げる 八重桜
君の声 桜のようだと 笑う人


40歳の10月の記憶
火照る肌 風が鎮める 花の下
指たどる 手首の縄痕 桜の色
かの人の 誕生日に咲く 狂い桜


わたくしの住む東京は、あっという間に桜の盛りとなってしまいました。
とはいえ、目の前の並木道はまだ7分咲き。
あと1週間ほどは艶姿を楽しませてもらえそうです。

今年は珍しく花の季節にお仕事が忙しくて(笑)
のんびりお花見までもうすこしお時間が必要です。
なので・・・桜と共に過ごした恋の記憶など川柳に読んでみました。
いかがでしょうか?

皆様は今年のお花見、どんな想い出をひとつ加えるのでしょうか。
【2008/03/27 17:02 】 | 恋/片恋 | コメント(9) | トラックバック(1)
白きシャツの背に・・・
サックスの 音色に酔いし ホワイト・デー

彼は白 わたしは赤の ワイン手に

触れたくて でも触れなくて 演奏中

音に紛れ 囁く言葉 あいしてる

ハーフタイム 唇重ねる 傘の中

上気した 頬を緩める Take5

肩に頬 寄せて感じる 白いシャツ

帰り道 1つの傘に 寄り添いて

渡された 白の小箱が 嬉しくて

いつまでも 時よ止まれと ホワイト・デー



あいにくのお天気になってしまいましたね。ホワイト・デー。
わたくしの手元には、日頃の感謝の気持ちで差し上げたクライアントの皆様からのお返しが集まってまいりました。
本命の彼とは・・・これから ジャズライブ・デートです♪

どんなサプライズが待つのかは、彼のみぞ知る!です。
今宵はジャズと二人の時間にゆっくりと酔ってみたいと思います。

みなさまにも素敵がひとときが訪れますように。
【2008/03/14 16:56 】 | 恋/片恋 | コメント(3) | トラックバック(0)
桜の便りが届く前に
桃の節句が終わった途端の三寒四温で皆様体調を崩されてはいませんか?
わたしはせっかくのホワイトデーを前に扁桃腺を腫らして・・・野暮なことは言いっこなしですね(笑)。

東京に桜の便りが届く前に、皆様からの桃の節句の川柳をご披露いたしましょう。

妖艶なる吸血/柏木様
花香る 陽だまり想う ころになり
読み返す ひととせ経ても きょうのごと


さすが、はずさないですねぇ。
姫の宴の佳き日。
冬の清冽さに、ほのかな春の豊艶さが重なり合う時節となりました。
川柳・・・久しく詠んでいません。(^^ゞ
でもたまにここ訪れて、あちらこちらと覗いてみると、
素敵な句ばかりではなくお客様との軽妙なやり取りにもついつり込まれて、笑みを洩らしてしまいます。
時おりでけっこうでございますので、ぜひぜひご入来くださいませ。

桃の節句の川柳をアップしてすぐにメッセでお話したのが柏木様でした。
復帰をイベント毎にと決めた訳ではないのですが、男性をデートに誘いやすいのがイベントなのと同じように、新しい句を思いつくのもイベントで(笑)。
お恥ずかしい限りです。
折々にここを覗いてくださる柏木様に感謝です。
花の陰 ひそむわたしを 見つけてね



そのときは彼女によろしく/dreamcat様
雛の君 お内裏様に 憧れて
桃よりも 君の桃がと 駄々をこね
祈る春 君の幸せ 雛にこめ


姫たちの笑い声が聞こえてきそうな桃の節句。
うちは夕べさらりと終えました。
急遽思いついたにしてはまあまあかな。

dreamcat様はイベント事の度に大好きな人に駄々をこねているのですね♪
叶わないとは知りながら、好きな人に添い遂げる夢を見るのは女性ばかりでないと・・・dreamcat様の句をいただいてしみじみ感じ入りました。
自宅のお雛様の顔にあの方の面影を重ねて・・・白酒はさぞ美味しかったことでしょうね。
雛の顔 愛する人似を 選ぶ我



社長以下略/HAIREI様
照れつつも 今だけ君に 耳預け
耳じゅうを 震わす様に 囁いた
声のみで 攻め足りきらず 甘く噛む


雛壇に しばし見入るは ナニの性?
桃の節句…あぁ、今日がそうだったのかと
イカナゴの釘煮をつまむ俺に
助手の一人がボソリと一言。
「耳の日でもある」
いや、確かにそうなんだけどw‥と
相変わらずの一日となりました。
ぬ…桃の節句は何処へ行ったんだ俺

確かに(笑) 3月3日は耳の日です。きっとそんなことを言ったのは・・・ギコリンあたりですよね♪
耳は・・・わたくし弱いんです。
HAIREI様みたいにされたら、せっかくの晴れ着が・・・いやぁん・・・
耳元の 声より染まる 桃色に



勝手気ままなエロス日記/melto様
雛、飾り 『女』の喜び 擦り込まれ
白酒を 差しつほろ酔い 赤ら顔
桃の香に 酔わされ頬を 肩に乗せ
唇を 這わせて染まる 桃の色
桃の実に 垂れる滴を 舐め上げて..
雛壇に 隠れて絡む 影ふたつ..


女が女として生まれた喜びは、女しか味わえない行事ごとを繰り返すことにより擦り込まれていくのだろうか?
意味深?(笑)

女が女として育つ・・・。
わたくしは、子供のころはうるさいと思ってましたが祖母の躾けがそのきっかけに思えました。行事そのものより、その時に着せてもらえる晴れ着とか・そういう姿をした時の立ち居振る舞いとか。そして、両親に家族に愛されていると実感できることが愛を与える性へとわたくしを変えていったような気もします。
あとひとつは・・・恥ずかしいので、内緒♪
年重ね 桃よりたわわな 女の証



日々の妄想を形にして/masterblue様
久しくも 雛を飾らぬ 齢となり
街角で 見かけた雛に 節句知る
片恋の 彼女に似たる 雛の顔


というような次第で、出遅れてしまいました。
世間的にもバレンタイン&ホワイトデーが脚光を浴びるようになって、商業施設でも桃の節句・端午の節句をアピールする機会が減っているような気がします。
古にはきちんとした意味もあった節目のお祭り。少子化とはいいますが、もう一度見直してみるのもいいかもしれません。
雛なくも 桃と菜の花 瑠璃の花瓶



Ruri's Annex/るり様
笑み交わし 苺づくしで 祝う雛
乾杯す ピンクのシャンパン 桃のごと


”弥生”になるはずだった私の名
そうであれば
もう少し、淑やかでいられたでしょうか?

苺の旬も早くなりましたね。今ではお正月が旬なのだそうです。
クリスマスもバレンタインも桃の節句も、あの華やかで優しいフォルムの果物がテーブルを彩るようになりました。
人妻になったころ・・・祖母から「もうこんな色は着られないわね」と言われたのが、苺の赤とピンクでした。華やかで扇情的な色は、貞淑な人妻には似合わない、嫁入り前の若い娘のものだというのです。
きっと祖母の時代はそうだったのでしょうね。
いまのわたくしは・・・赤もピンクも着ています(笑)。
苺の旬が早まって長くなったのと一緒よ♪と祖母の墓前に言い訳しながら。
口元に 運ぶ苺に 嫉妬して


この次は、桜の句ですわね♪
【2008/03/14 16:42 】 | 恋/片恋 | コメント(4) | トラックバック(0)
ホワイトデーになる前に♪
バレンタインの川柳のコメントにお返事をする前に桃の節句がやってきてしまって・・・(汗)
遅ればせながら、ホワイトデーになるまえに皆様からいただいたバレンタインの句をご披露させていただきます。
男性の皆様♪努々ホワイトデーをお忘れなく。

勝手気ままなエロス日記/melto様
口中で 溶けるあなたの 恋心
甘粒を 口で転がし 溶け始め..
歯を立てて 流れるとろみを     
           すすり飲み..
甘噛みで 長く味わう 粒の汁..


ビターや、ボンボン、ナッツなど、
いろんなチョコもありますが..
口で味わう、舌で味わう..

口で舐めて、吸って、舌で転がす..
エロチックで、何かを想像してしまいそうです..

バレンタインの二人の夜にmelto様とご一緒だったら・・・きっとこんな風に恋人がチョコレートにされてしまうのでしょうね。
溶かすのは わたしじゃなくて ♥チョコ



スパンキングとSM/さやか様
恋連と 思いを込めて しがみつく背中

(。∂。∂。)オヒサ♪
 今年はチョコじゃなくて品物にしちゃった♪
だって、チョコを贈ると最後はいっつもさやかのお腹の中に。
でも「愛してる」事には変わりありませんが。
ヾ(@⌒▽⌒@)ノ字余りだぁ。w

きっと一番のバレンタインのプレゼントはさやか様だったのじゃないかと♪ラブラブな夜がうらやましいです。
バレンタイン 受け取る彼が プレゼント♪


桜草様
一粒の 甘き香りに 君想う
口づけの 熱さに甘さ ほろ苦さ
今宵こそ チョコの誘惑 火照る肌


最近は自分へのご褒美のチョコも買うようになりました。
この時期忙しくなる自分への頑張れの意味を込めてね。

この時期いつもお忙しい桜草様。今年もあと一息で山場を越えるのでしょうか。どうかご無理をなさらずに♪
ホワイトデーのプレゼントはぜひ素敵なあの方からいただいてくださいな。
キスだけで 酔わされたのは チョコのせい


Ruri's Annex/るり様
チョコ片乗る 冷たき唇 甘き時

頬染めて 手袋の手に リボン箱
照れちゃって           
    ポケット手のまま オウなんて


先日、とりどりのショコラティエの集う売り場に行きましたが、周囲からこんな声が
”どんなの選んだって、わかってくれないわよね、私が欲しい位だわ!”と。
確かに…です。
そこでは、チョコに目の無い自分の為に、大人買い。
彼には、小さな店で、小さなこだわり…。押し売りしてしまいました。

昨夜、息子のGFがチョコを持って訪ねてきました。
微笑ましい彼ら…いいなあ…なんて。

自分の恋とお子様の恋が同時進行する・・・そんな年代になりましたね。
わたしが高校生だったころ、母が恋をしているなんて思いもしませんでした。
もしかしたら秘めた想いのひとつやふたつ、母も持っていたかもしれません。
キスの後 チョコの残り香 おそろかも


日々の妄想を形にして/masterblue様
携帯の チョコの写真で 愛を受け

本館にお邪魔して、次にこちらへ。
一日出遅れてしまいました。
でも、素敵なチョコを貰ったのです。
メールだけで紡ぎ、積み上げた恋。
バレンタインのチョコレートも、添付の写真で・・・切ない恋です。

それでもメールがあるからこそ、伝えたい時に伝えることができる大人の恋愛が成立するのでしょうね。
写メのチョコレート。その甘さが彼女の喉を溶け落ちてゆく・・・それを想像するだけで・・・
どうしても 届けたかった 愛のチョコ


そのときは彼女によろしく/dreamcat様
チョコよりも 君が欲しいと 駄々をこね
チョコ挟み 唇重ね 分かち合う


一年に一度くらい我侭に…。
分け合うのは甘さか苦さか(笑)。

みなさんのコメントに待ち焦がれた想いを感じますう♪

大変お待たせしてしまいました。春のこの季節にこんな風に少しずつ始められたて嬉しいです。
ところで、どなたにそんな駄々をこねたんですか?dreamcat様(笑)
キスの時 香ったチョコは だれのチョコ?


みなさまへのお返事の句がやっと出来ましたので・・・加えさせていただきました。
一句ずつなのはどうかお許しを♪
【2008/03/04 11:54 】 | 恋/片恋 | コメント(2) | トラックバック(0)
桃の節句
彼の娘の 年数えたる 桃節句

手に入らぬ 雛に焦がれし われ独り

春空に 彩り添えし 桃の花

風過ぎて 夜目にも白き 梅一輪

桃の陰 咲きたる梅の 凛として

祝いの夜 彼の人からの 便りきて

いいのかと 素直に喜べぬ 天の邪鬼

四つ五つ 重なるメールに 時は過ぎ

夜は更けて いつしか逢瀬を 約したり




今日は桃の節句ですね。
人型に一年の厄災を移して川に流し、無病息災と幸せを祈ったのがはじまりと言われています。
中国には西の白虎の守る砂漠の果てに、幡桃という不老長寿の桃の木に囲まれた百華の女仙の国があったとのこと。花に囲まれた美しい女性達と不老長寿の組み合わせは、桃の節句とは直接のつながりはないとはいえ心躍る空想をかき立ててくれます。

さて・・・とはいえ、桃の節句は家族のイベント。
だからこそ切なくなってしまうこともあるのです。
庭園の庭にいまを盛りと咲き誇る桃の花の向こうにひっそりと薫り高く一輪開く梅を見て、思わぬ親近感を感じてしまったりして。

華やかで切なくて幸せなこの一日。
みなさまはどうお過ごしになられますか?
【2008/03/03 13:28 】 | 恋/片恋 | コメント(6) | トラックバック(1)
恋うるはひとり
バレンタイン その言い訳に 胸躍る

若い恋 溢れる売場に 目眩して

十数個 義理といいつつ 手に入れる

同じもの あえて求める かの人に


本当に 渡したいのは ただひとり

自慢して でも・・・食べていいのは あなただけ

舌先に 蕩ける甘さと なめらかさ

一粒で 思い出させたい あの夜を

濃厚な 香りの媚薬の 恋の夢




今日はバレンタイン・デーですね。
皆様のチョコ事情はいかがでしょうか?

わたくしは、いつもどんなに小さくてもお一人に一つ、持って帰れるようにチョコレートをお渡ししています。
だって男の方は『こんなに沢山もらったよ♪』と自慢なさりたいでしょう。
俺だってまだまださ!!と自慢して、でもそのチョコは自分の部屋で深夜に一人、ウイスキーとでも一緒に召し上がっていただけたら・・・というのが、プレゼントするわたくしのわずかな望みです。(笑)

今宵一夜、皆様のもとにも不思議な媚薬が届きますように♪
【2008/02/14 15:36 】 | 恋/片恋 | コメント(6) | トラックバック(1)
おひさしぶりです
寒き朝 触れる唇 眼を覚まし

胸元に 散るは紅葉か 吾亦紅

手の中の 白き柔肌 朱に染まり

耳元に 漏らす吐息も 紅葉色(くれはいろ)

俺のもの 指先絡め 紅に逝く



お久しぶりでございます。
先日<淑やかな彩>の方にはご挨拶を差し上げたので、簡単ですが別館にも秋の川柳をお届けいたしました。
久方ぶりですので・・・あまり上手じゃないかも(笑)
どうかお許しください。
【2007/11/17 15:29 】 | ごあいさつ | コメント(5) | トラックバック(0)
4月のお題
4月のお題
<緑> <さつき> <母>

5月をイメージした3つのお題をご用意いたしました。お好きなものを選んで、川柳に読み込んでくださいませ。どのお題を使っていただいても、またひらがなのものは、どんな漢字を当てていただいても結構です。男性と女性の妙なる情景を詠んでください。

川柳とあわせて、ブログのご紹介&リンクをさせていただきます。また、リンクをさせていただいたお客様からの紹介記事のトラックバックも大歓迎です。
皆様の投稿を、心よりお待ちしております。
なお、このエントリーはお題の月の間一番トップに置いておきます。
新しい記事は次のエントリーからです。宜しくお願い申し上げます。
【2007/04/30 00:00 】 | ごあいさつ | コメント(49) | トラックバック(1)
五月の君ー想う喜び/masterblue様
密やかに 通わす想い 浅緑
日々の妄想を形にして/masterblue様

どんなに年老いても、たとえ一方的でも、心をときめかす相手がいることは、芽吹いたばかりの新芽の、淡い緑色のような瑞々しさを、運んでくれます。
たとえ、それが永遠に応えて貰えないとわかっていても。


たいせつな大切なその人を心秘かに愛しつづけて。
その想いを認めてしまうと、その先に存在する悲しい時間を予感してしまって。
想いを通わせることさえ、心の中で封印してしまった時に、『あなたはとても悲しそうだ』とある方に言われたことがあります。
恋の結末を求めるかどうか・・・は別にしても、自分の中の想いを春の芽吹きはじめた緑のようにそっと送り続けることは・・・必要なことなのかもしれません。
彼想う 頬を皐に ひとり染め

もしかしたら五月の君も、そっと・・・
【2007/04/15 18:16 】 | 恋/片恋 | コメント(2) | トラックバック(0)
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