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桃の節句
彼の娘の 年数えたる 桃節句

手に入らぬ 雛に焦がれし われ独り

春空に 彩り添えし 桃の花

風過ぎて 夜目にも白き 梅一輪

桃の陰 咲きたる梅の 凛として

祝いの夜 彼の人からの 便りきて

いいのかと 素直に喜べぬ 天の邪鬼

四つ五つ 重なるメールに 時は過ぎ

夜は更けて いつしか逢瀬を 約したり




今日は桃の節句ですね。
人型に一年の厄災を移して川に流し、無病息災と幸せを祈ったのがはじまりと言われています。
中国には西の白虎の守る砂漠の果てに、幡桃という不老長寿の桃の木に囲まれた百華の女仙の国があったとのこと。花に囲まれた美しい女性達と不老長寿の組み合わせは、桃の節句とは直接のつながりはないとはいえ心躍る空想をかき立ててくれます。

さて・・・とはいえ、桃の節句は家族のイベント。
だからこそ切なくなってしまうこともあるのです。
庭園の庭にいまを盛りと咲き誇る桃の花の向こうにひっそりと薫り高く一輪開く梅を見て、思わぬ親近感を感じてしまったりして。

華やかで切なくて幸せなこの一日。
みなさまはどうお過ごしになられますか?
【2008/03/03 13:28 】 | 恋/片恋 | コメント(6) | トラックバック(1)
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コメント
さすが、はずさないですねぇ。
姫の宴の佳き日。
冬の清冽さに、ほのかな春の豊艶さが重なり合う時節となりました。
川柳・・・久しく詠んでいません。(^^ゞ
でもたまにここ訪れて、あちらこちらと覗いてみると、
素敵な句ばかりではなくお客様との軽妙なやり取りにもついつり込まれて、笑みを洩らしてしまいます。
時おりでけっこうでございますので、ぜひぜひご入来くださいませ。

花香る 陽だまり想う ころになり
読み返す ひととせ経ても きょうのごと

うーむ、いまいちですね・・
【2008/03/03 16:18】| URL | 柏木 #D3iKJCD6 [ 編集 ]
姫たちの笑い声が聞こえてきそうな桃の節句。
うちは夕べさらりと終えました。

「雛の君 お内裏様に 憧れて」
「桃よりも 君の桃がと 駄々をこね」
「祈る春 君の幸せ 雛にこめ」

急遽思いついたにしてはまあまあかな。
【2008/03/03 21:12】| URL | dreamcat #- [ 編集 ]
雛壇に しばし見入るは ナニの性?
桃の節句…あぁ、今日がそうだったのかと
イカナゴの釘煮をつまむ俺に
助手の一人がボソリと一言。
「耳の日でもある」
いや、確かにそうなんだけどw‥と
相変わらずの一日となりました。

「照れつつも 今だけ君に 耳預け」

「耳じゅうを 震わす様に 囁いた」

「声のみで 攻め足りきらず 甘く噛む」

ぬ…桃の節句は何処へ行ったんだ俺
【2008/03/04 05:37】| URL | HAIREI #- [ 編集 ]
それでは、こちらも詠ませて頂きます。

「雛、飾り 『女』の喜び 擦り込まれ」
女が女として生まれた喜びは、女しか味わえない行事ごとを繰り返すことにより擦り込まれていくのだろうか?
意味深?(笑)

「白酒を 差しつほろ酔い 赤ら顔」
「桃の香に 酔わされ頬を 肩に乗せ」
「唇を 這わせて染まる 桃の色」
「桃の実に 垂れる滴を 舐め上げて..」
「雛壇に 隠れて絡む 影ふたつ..」
【2008/03/04 13:05】| URL | melto #SFo5/nok [ 編集 ]
【久しくも 雛を飾らぬ 齢となり】
【街角で 見かけた雛に 節句知る】
【片恋の 彼女に似たる 雛の顔】

というような次第で、出遅れてしまいました。
【2008/03/04 20:12】| URL | masterblue #XEya0FRU [ 編集 ]
笑み交わし 苺づくしで 祝う雛
乾杯す ピンクのシャンパン 桃のごと

”弥生”になるはずだった私の名
そうであれば
もう少し、淑やかでいられたでしょうか?

【2008/03/04 23:04】| URL | るり #- [ 編集 ]
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