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Ruri's Annex/るり様 北海道に転勤になった主人とは、専ら、電話代も高く、手紙のやり取り…。読み返す事も有りませんが、洋服箱一杯の束が押入れのどこかに…。 携帯が発達していたら、返って結婚していなかったも知れません。 今は昔の思い出ですね…。 「50円あれば日本中どんなところへも手紙は送る事ができるのよ。」 江國香織さんの『神様のボート』という小説の主人公が、こんな風に言っていました。「だから、お友達には手紙を書きなさい。」って。 封書でも80円。 携帯メールが普通になるまで、この80円にどれだけの恋が託されていたのかと思うとなんだかとても素敵な気持ちになります。 そう言えば、封書とか便せんもそうなんですが、綺麗な切手が欲しくて郵便局にも足しげく通った記憶があります。 手紙を送る・・・届く・・・返事が来る。 いまはなくなった、それぞれの行為の間に愛が一層育っていたような気がします。 |
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