遠くから そっとみつめる 卒業式 桜草様 少年や少女の頃の思い出って誰にでもあるんですよね。 ちなみに桜草の学生時代の甘い思い出は・・・・。 お察し下さい。
いまならば、恋は言葉にしなくては通じないし、肌を触れ合わなければ満足などできはしないわ、と言いきれるのですが。 声を掛けるだけでもしかしたら嫌われてしまうかもしれない・・・と臆病だった少女の頃がありました。 例えば学期はじめの席替えで、隣に座れるだけで有頂天になったり、放課後の委員会で名前を呼ばれるだけでドキッとしたり。 好きな女の子がいると聞いて、事実を確かめもせずに枕を濡らした夜もあります。 こんな卒業式は、好きな人を見送るためだけじゃなくて、きっとそんな臆病な女の子の自分から卒業するためにあるのかも・・・と想ったりする今日この頃です。 靴箱に 手紙忍ばせ 卒業式 さようなら 名もなき文字に ひとめぼれ ちょっと、ロマンティック過ぎましたかしら
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