22歳の記憶
汽笛さえ 震える淡き 桜花 いまは無き 桜並木と 初恋の人 触れただけ 染まる指先 桜色
35歳の記憶 助手席に 舞い込むひとひら 手に受けて まだ白き 富士を見上げる 八重桜 君の声 桜のようだと 笑う人
40歳の10月の記憶 火照る肌 風が鎮める 花の下 指たどる 手首の縄痕 桜の色 かの人の 誕生日に咲く 狂い桜
わたくしの住む東京は、あっという間に桜の盛りとなってしまいました。 とはいえ、目の前の並木道はまだ7分咲き。 あと1週間ほどは艶姿を楽しませてもらえそうです。
今年は珍しく花の季節にお仕事が忙しくて(笑) のんびりお花見までもうすこしお時間が必要です。 なので・・・桜と共に過ごした恋の記憶など川柳に読んでみました。 いかがでしょうか?
皆様は今年のお花見、どんな想い出をひとつ加えるのでしょうか。
|