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Ruri's Annex／るり様 昔は女の子の友人と示し合わせて、親に隠れ密かに彼と出かけた旅行。 子供に、堂々と二人で旅行に行くと宣言されました。 成人しているとはいえ、何と言ったものか…。 尤もらしい事を言えない現状の母の私でした。 母はひたすら厳格な人でしたが、わたくしの祖母は大正の人なのに不思議と性に対してさばけた人でした。 若者の恋の過程には肝心なところで釘を刺してくれるのですが、わたくしにとっては母よりもよっぽどフランクに秘密のことを話せる人でもありました。 婚約時代の夫とはじめて二人きりで（でも、内緒でした）旅行に行くことになった時、こっそり祖母にだけ本当のことを伝えた時に言われた言葉は、まことにあっぱれ！でした。 「大人だから野暮は言わないけど、避妊だけはちゃんとするのよ！」 |
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自分の事は棚に上げてるのですが…。
どんどん大人になる子供達には、私の親としての感情は追いつきません。 掃除をしていて、正方形の小袋を見つけたり…。 ”自分や相手を大切にしなさいよ！”と言うのが精一杯です。 わたくしたちの親の世代と違い、いまの親世代も現役だから・・・でしょうね。
それに性に関する価値観がものすごく違っていますもの、わたくしたちの子供のころとは。 経験も財産のうち。 ただし、病気と妊娠だけは怖いですから、どちらかというと秘めてしまうよりは、肝心なとき相談しやすい雰囲気にしておくほうが大事なのかもしれません。 |
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